故郷を思うあまり家業の4代目となるべく帰郷し、会津人蔘農協の加工事業を継承。会津のみんなで作った薬草を、観光施設や飲食店だけでなく、各家庭の食事に登場するようにしたい。会津を漢方の里にするのが、一生をかけて成し遂げたい大きな夢だ。
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雪の深い冬は牛舎で、春からは山の上の広大な牧草地に放牧させる夏山冬里方式で稀少品種「短角牛」を育てる。無農薬の草にこだわり、エサも自身でつくる。趣味はハーレーに乗ること。ファンからは「牛の王子様かっきー」とあだ名を付けられた。
「おかしくないですか?雑草が生えてこないなんて」。小規模でも成り立つ一次産業を目指すため、自然栽培でつくった米を直接都市の人に売っている。馬で田畑を耕したい。すべては彼の目指す、地域の資源で暮らせる楽園をつくるために。
季節や土壌の特徴を活かしながら、作物本来の力を引き出す「自然農法」にこだわる白石さん。彼の育てる作物はもちろんのこと、消費者を“ファミリー”とよび、地縁・血縁を越えたつながりを育まんとするその生き方も、白石さんちのCSAの最大の魅力のひとつだ。